ウェザルシアとウェスティアル
■世界その1:ウェザルシアとウェスティアル
中央に世界樹が根を張る大陸、それを取り囲むように4つの大陸。そして空を漂う無数の小さな浮島からなる鏡合わせの二つの世界。空には青と黄色、二つの月がある。ウェスティアルには人々が暮らし、他の世界と同じように街や村があるり、ウェザルシアには神竜やそれと共にある者達だけが暮らしている。この二つはもとは1つの世界だったという話がある。ちなみに幻曰くウェザルシアはいつもどっかしらがちまちま変わったり増設したりと手を入れに入れてる世界らしく「基本エブリデイ絶賛改築中」だそうだ。
過去に色々あったためなのか案外神とされる存在でもウェスティアルに暮らしている人々と凄く親しい感じに話したり遊びに行ったりしている。神様が値切り交渉をしてる場面だって見れるくらいに親しまれている。
ウェザルシアは様々な世界との交差点になりうる世界であり、夢を介して訪れる者や迷い込む者、死んだ者など様々なものが訪れる。そのためウェスティアルでは「魂はウェスティアルで死ぬとウェザルシアへ行き、ウェザルシアで死ぬとウェスティアルへ行く」と言われている。
ちなみに企画に出た子とかも大抵企画終わるとウェザルシアでのんびりしてる。なので大神殿が皆のおうちと化してる。
・中央大陸
世界の中央にあり世界の柱である世界樹が生えている。ウェザルシアでは唯一季節が巡る大陸で神竜やそれと共にある者達が住むという。急激な植物の巨大化(それでなくてもでかい)や重力の異常、空から枕サイズの豆が降ってくる等、不思議現象がよく起こるためいちいちつっこんでると気が滅入る。当然全てウェザル兄弟や神竜達の無計画な世界改築のせい。
中央の方は地面を苔が深く覆い尽くしておりフッカフカ。
※ウェスティアルでは過去にこの大陸をめぐって争いがあったため不可侵領域となっている。
・春の大陸『スプリア』
中央大陸の東側にある大陸で、気候は春のようで一年の中で一番春が長い大陸。鳥の姿をした春を司る季節獣「スプリア」がおり、そのためウェザルシアでは一年中春のまま。
大陸の中央に「フラシア山脈」という高い山脈があり、大陸を分断している。そのため北側は春の始めの方、南側は春の終わりの方といった感じに季節が若干違っている。山脈上部と北側は場所によってたまに雪が降る。
北側は大きな山や丘、丘陵地帯や湖が多く南側は森とゆるやかな山、草原が多い。
山脈のてっぺんでは頑張れば星がとれるとか。
・夏の大陸『サマル』
中央大陸の南側にあるで、気候は夏のようで一年の中で一番夏が長い大陸。翼の生えた獅子の姿をした夏を司る季節獣「サマル」がおり、そのためウェザルシアで一年中夏のまま。
大陸の大半は森や腰より高く伸びた草が生い茂る草原や蒸し暑いジャングル、沼地といった地形が広がっており、大陸の西端は砂漠が広がっている。大陸の南端はとてつもない断崖絶壁らしい。
・秋の大陸『フォールシャ』
中央大陸の西側にある大陸で、気候は秋のようで一年の中で一番秋が長い大陸。広げると椛のような5本の尾を持つ秋を司る季節獣「フォールシャ」がおり、そのためウェザルシアでは一年中夏のまま。
大陸の全体的に険しい山が多いのだが大陸の西側にゆくほど鋭く尖った山が多く、ウェザルシアには珍しく竹が広範囲にわたり生えている竹林ならぬ竹森がある。草原に生える植物も他の大陸とは違い、ススキやヨシ、アシといった感じの植物が多い。(ようするに転ぶと刺さるし切り傷がたえないということになったりする)
空気が乾燥しているためよく山や草原が燃える。面白半分で燃やさないこと。
この大陸は他の大陸とは違う独自の文化が根付いており、鳥居や神社、天狐を目指す狐達の修行の場等がある。←ようはこの大陸だけ和風
・冬の大陸『ウィルタ』
中央大陸の北側にある大陸で、気候は冬のようで一年の中で一番冬が長い大陸。大きな白い兎の姿をした冬を司る季節獣「ウィルタ」がおり、そのためウェザルシアでは一年中冬のまま。
大陸の大半を厚い氷と雪が多い尽くしている。中央から少し東よりの場所には山がある。非常に大きく表面を覆う雪もほとんど氷のように硬くてよく滑る。西側、カルガ地方には雪国には似合わない火山地帯がわずかにあり、一番多きな火山にはカルガ火山という名前がついている。この火山のおかげで地熱が暖かく、雪に覆われた大陸ではあるが地表と氷の層の間に場所によっては高さ2mほどの空洞が広がっている。
・第六大陸
はるか昔にあったとされる大陸。なくなった理由、そもそも存在していたのかを知る者はいない(いや、いないってわけじゃないけど知ってるやつらはまず皆そのことを語らないからなんともはや。いや、それだけの大事があったんだけどさ…)
実際はまだ存在はしており、ただ嵐で近づけないどころか見えもしないから無くなったって思われてるだけ。
■暦
春の1週(3月)
春の2週(4月)
春の3週(5月)
夏の1週(6月)
夏の2週(7月)
夏の3週(8月)
秋の1週(9月)
秋の2週(10月)
秋の3週(11月)
冬の1週(12月)
冬の2週(1月)
冬の3週(2月)
曜日=星の数
例:2月13日木曜→冬の3週13日5つ星
■世界設定いろいろ
・基本的な人種
亜人(獣耳族、有翼族、鯨鰭族などなど人に一部他の生き物が混じったようなの)、獣人(天犬族、剣寅族などなど、獣を人の体系にしたようなの)
大半はこれらの混血。あと少しだけ人間も住んではいる。←迷い込んで帰れなかったり交易のために来ているとか。
獣耳族:文字どうり獣の耳がある人種。まれに尾がある者もいるがそれ以外は人と外見的に違いはない。人口としては一番多い。大まかな特徴でまとめたような種族なので種族の中でも様々なものがいる。
有翼族:鳥寄りな鳥と人の間のような姿と鳥の姿をもつ人種。体格は個体差が大きく、大きな者は獣耳族より少し小さいくらいから小さな者は手のひらに乗るくらい小さい。腕と翼が一体化している者と別々な者とがいる。原始的な種で今でも民族的な生活をしていたり鳥のさえずりのような独自の言葉で話すが他の人種との関わりが多い者は共通語も話す。外見等のせいで長らく人の姿をした鳥という意味で人鳥と呼ばれ観賞用等で売買されてきた歴史がある。そのため純血な者ほど他の人種に警戒心を持つものが多く、関わりが少ないため純血の者が多い。
鯨鰭族:下半身がイルカや魚のような姿をしており、背中と耳の後ろに鰭のある人種。基本的に水中で生活しているが、成長すると人に近い姿に変わることができ陸に上がれるようになる。ちなみに海水でも真水でも大丈夫。こちらもその見た目から昔は富裕層の間で観賞用に売買されていた時代があった。食べてもそんなにおいしくない。
天犬族:耳が鳥の翼のような形をした犬のような姿の獣人の人種。有翼族の次に身軽な人種と言われており、現在5つある人種の中で最も足が速い。その身体能力から山岳地帯に街や村を作り暮らしている。
剣寅族:両腕と両足に鋭い刃のある虎のような姿の人種。両腕と両足の刃は10歳頃から生えはじめ、年を重ねるにつれて長く伸びてゆく。生えてきた段階では切れず、砥石で研ぐことで鋭い刃となる。スピードと身軽さでは天犬族に負けるが力は5つある人種の中で最も強い。
・想像術
「世界や全てのものは認識する者があるから存在する」という概念からくる魔法のようなもの。
強く思い描き、それを真実としてけして疑わない。これができてやっと使うことのできるとされている術。力を使うと代償として術者はその規模により多かれ少なかれ血を失う。
普段使われているものはそれを誰でも仕様できるように魔力(精神力、MPともいう)を源とするようにした簡略化されたものだという。その結果術者の属性に合ったもの意外はとても簡単なものしか使うことができない。
一番初めに使用された想像術はあらゆるものを繋ぐことのできる木の創造だったと言われている。
・属性
太陽、満月、新月の3光から導き出される光、無、闇の3つと炎、水、氷、木、土、風、雷の7つ、合計10の属性がある。
生き物は皆3光からくる3属性のうち1つを持っており、その他に最大で2つの属性を持っている。
・属性強弱等(使える者の量は5人種基準)
炎:強→木、氷 弱→水、土
一般的に使える者の多い属性。攻撃型
水:強→炎、土 弱→木、雷
一般的に使える者の多い属性。回復型
木:強→水、土 弱→炎、氷
あまり使える者のいない属性。回復型
雷:強→水 弱→土
あまり使える者のいない属性。攻撃型
風の次に速い
氷:強→木 弱→炎
一般的に使える者がそこそこいる属性。攻撃型
風:強弱無し
多すぎず少なすぎずな属性。攻撃型
属性にたいする強弱がない代わりにどの属性よりも速い。
光:強弱共に闇
一般的に使える者の多い属性。バランス型
攻撃と回復、両方可能。
闇:強弱共に光
一般的に使える者の多い属性。攻撃型
最も攻撃力が高い。
無:強弱無し
神竜やその眷属等が使えるという属性。バランス型?
光も闇も使うことができるがどちらも本来の光属性や闇属性に威力は劣る。
「無」を操るとされ恐れられる。空間ごと消し去ったりしちゃいます☆
・通貨:リタ
ウェザルシアとウェスティアルの通貨。
夜空のような色の水晶片のようで中に星のような光る何かが光っている。
リタがなんなのか知っている者はほとんどいない。
・両月祭
新月と満月がそろう日に行われるお祭り。春分と秋分にちょうどそろうためその週に行われることが多い。春は青い満月、秋は黄色い満月。様々な出し物や屋台が並ぶ双方の世界で最も大きなお祭り。この時だけはウェスティアルの中央大陸に入れる。祭りも中央大陸で行われる。たまにウェザルシアに迷い込んでしまう子供もいるとか。