名前  ルティエス・ルティエルナ
性別  雌?
身長  144cm前後
体重  約9kg
一人称:ルー、僕  二人称以降:なんか呼びやすい感じで。短い場合はそのままだったり長いときは一文字選んで伸ばす感じ。


鳥人(トリビト)と呼ばれる神の使いの精霊鳥の幼鳥。

ウェザルシアとウェスティアルの二つの世界とは別の世界である森に住む大きな鷲の姿をした鳥の姿をした神の使いであり、元は人だったらしいが自ら望んで鳥 人になったらしい。生みなおしに近いものでそのときに人だった頃の記憶を失っているため、現状はオウムやカラスのように好奇心旺盛なデカい野生の猛禽類と いった感じ。あくまで野生動物、警戒心はそれなり。言葉はちょっとくらいなら話せる程度で基本的にはタカやワシみたいな鳴き声。

性格は優しく、まだまだ幼いため好奇心旺盛で様々なものに興味を持つ。興味がわいた相手にくっついて回ったりもする。守り人がいつも愛称で呼んでいたためそっちで覚えちゃってる。だから名前をきくと「ルー」と答える。

基本的に敵意がなけれな無害。鳥にたいしてはほぼ無条件で優しい。が、鳥を狩ろうとすると襲われる。敵意のない相手や鳥には食べ物がなければ分け与え、寒さで震えていれば暖める。怪我をしていれば薬草と集めて傷を癒し、親のない雛は一生懸命育てる。

基本的に小動物や魚が主食でけして鳥は食べない。木の実や果物は副食でたまに食べる。調理したものは教えれば食べる。ネズミやウサギといった小型のもの以外にシカも狩れるが余るのでほとんど小動物を狩るが柔らかくて捕りやすく皮ごと食べれるためネズミが主食になりがち。ウサギみたいにフワフワして食べにく かったり大きかったり皮が丈夫で食べれない獲物だったりすると毛皮を剥いでから食べるため毛皮生産機と化す。とってきた食料が食べきれないときはナイフで 小さく切って干して溜め込む。ともかく溜め込む。
ちなみに口はクチバシで歯はないため硬いものや大きなものは食べるのが苦手。一口サイズで頼みます。

元々人だったためか人がやっていることや使っている物に興味を持ち覗きこんできたりする。クチバシの威力はオウムのように強くないので物を壊したりはしないがキラキラしてるものはたまに持ってかれる。あとビンとかをほしがる。

単独で広大な森を守れるだけの力はあり、その大翼は荒風の中でも空を舞い、体を覆う羽毛は猟銃程度ではびくともせず、鋭く長い爪で鉄を引き裂き、その爪に かかったものはその握力でへし折られると言われ、ハンターや密猟者の中で恐れられている。…が、実際のところ鳥や彼らが住む緑の地に害をなさないかぎり友好的。ぶつかるとぶつかった側が痛いのも分かっているため基本的にぶつかりそうになると避ける。

戦うときは陸空共に鋭い爪のある足での蹴りがメインになる。空中戦だと容赦なく蹴り落としにくる。陸上だと蹴りの他にその足でそのまま掴み掛ってきたりする。リンゴよりも力がいるジャガイモがグシャーっとなったり猟銃をへし折るくらいの力なので痛いどころでは済まない。ちなみにルティエスのいる世界には ウェザルシアやウェスティアルで普及しているようなファンタジーな魔法はないため魔法は使えない。
余談だが幻は過去にその爪と握力で抵抗する間もなく真っ二つにされたらしい。

水浴びはするがお湯だと羽に塗ってある油が取れてしまうためお風呂は嫌い。全力で嫌がる。鳥の羽ばたきなめんなよ!な翼ビンタや握力にものをいわせた攻撃での反撃がくる。尾の付け根少し上は押さないように。一応鳥なんで油腺があります。触ったら手に油がつきます。

 


■鳥人(トリビト)と守り人
此処とは別のとある世界にある森、その森に隣接した村に伝わる古い仕来り。

他の民に追われてこの地に流れ着いた人々はこの地に村を作りはじめた。森にはこの辺り一帯の空と森と山を統べる大きな鷲の姿をした鳥の神がいた。神の地である場所でなんとか生きてゆくために鳥の神と村の間である契約が結ばれた。

少年と少女を一人ずつ選び、一方は鳥人となり鳥の側から森を守り、もう一方は守り人として人の側から守を守る。決められた時の間その任を果たすか鳥人と守 り人のどちらかが何らかの理由で欠けた場合に代を代える。これが守られ続けるかぎり鳥の神はこの村を守り、豊かな恵みが約束される。

こうして鳥人と守り人が生まれたのだそうだ。鳥人は人が鳥となった者で様々な敵から森を守り、守り人は森の境で森と人との仲介と鳥人の手助けをするという。

鳥人は猛禽類であることが多く、戦ったり力が必要なものが多いため少女の方がなる場合が多い。(猛禽は基本的にメスが大きい)そしてほとんどの場合人だった頃の記憶は消えてしまう。

守り人は役目が終われば普通の人と同じように老いるが鳥人は神の使いであり、老いないため老衰では死なず、長い時を生きることとなる。