名前 :スィルルゥ

■種族 :幻獣種、リコ族

■属性 :氷+さまざま

■大きさ:80cm前後

■生息地:冬の大陸(ウィルタ)の豪雪地帯


■説明

ウェザルシアとウェスティアルの冬の大陸に暮らしている小さな民。寒い地域での生活に適応したリコルーの亜種。豪雪地帯の雪の下に大きなドームを作り、その中で15匹前後の群れで集落を作って暮らしている。

リコルーとティオール同様まとめて「リコ族」と呼ぶことがある。

厳しい環境に暮らしているため他のリコ族より個体数がすくないが、人との交流もあるため村や町中で見かけることがある。中には人に飼われている個体もいる(やっぱり彼らには飼われている自覚は皆無)

他のリコ族よりは強いといえどやっぱり力は弱い弱い。手先は器用。人里に出て穀類をもらって帰ることがある。

長い耳はマフラー代わりにしたり雪の外の音を聞くために使われている。

着ている衣類は基本的には自分たちの抜け毛で作られているため青いものが多い。

 

スィルルゥのいる地域では連れ帰って一晩世話し、一袋の穀類を持たせて雪原に帰すと幸福が舞い込むという風習がある。

 

■食性
基本的には雑食で魚をよく食べる。その他に栽培用のドームを作り葉物を育てていたり、拾ってきた木の実や人に貰った穀類を食べている。非力なため自力では他の生き物をとることは難しいが飼育している動物を使うことで自分たちと同じくらい大きな魚や動物を捕らえている。

 

■住居
豪雪地帯に生えるシュネーキーファー(雪松)という非常に太く大きい松の下部の雪を掘りぬいてドーム状のスペースを確保してその中に集落を作っている。雪の下に作られた集落なので外界より気温と湿度が安定しており、氷や雪が溶けた水を溜めておく場所があるため水にも困らない。木の幹の周りは雪が解けているため幹を伝うように螺旋階段式に道が雪上へと続いている。
家は枯れた松の葉や枝、草などを使って作られている。

焚き火注意。うっかり火事になると酸欠で集落滅びます。急いで逃げないと中にいた人全員酸欠で倒れます。